旅的雑感(#007) 旅行先の国について知るということ

サイクルリキシャの交通渋滞
Dhaka / Bangladesh / 2004

観光地などの有名どころより、市場や港や小さな店や庶民的なスーパーマーケット、小さな食堂、畑や村や旧市街や住宅街など、その国の人々の生活に密着した場所に惹かれます。自分の旅行中の大部分が移動もしくはそういった場所を自由にほっつき歩くといった感じです。旅行者はほとんど見かけず、現地の人たちから物珍しい目で見られたりすることがほとんどです。

よく「一人でそういうところばかり行って危なくないのか?」と聞かれますが、危険な場所(スラム的な場所とか人気のない路地裏とか。。)はもちろん危険ですが、旅行者だからといって羽目を外すような行動をせずに常識的に行動し、現地の人と同じような行動をして、同じように買い物をして、食堂では周りで食べている人たちと同じようなメニューを注文したり、溶け込むように行動すれば、ほとんど問題ないです。
むしろ、観光地などの有名どころにいるほうが、トラブルに遭遇する率が高いのではと思っています。旅行者をだまそうとする人たちは、観光客がたくさんいる場所に行ったほうが仕事がしやすいですし。

そういう場所に行くと、都会の喧騒は全くなく、静かで、のどかで、ゆっくりと時間が流れていることを肌で感じることができます。周囲の人たちは、見たことがない人がいるという認識はしても、それ以上に警戒せずに自分たちの生活をしています。こちらから話しかけたりしない限り無関心ですし、話しかけられることもほとんどありません。日本で普段生活をしているときに、外国人旅行者が歩いていても、外国人がいるなあと思うけど、それ以上の関心は無いのと同じです。

旅行先の国について知るということは、その国を見学するのではなく、その国の人たちの生活を真似てみることなんだと思います。

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